にわかエンジニアの雑記帳

人が生きていくためのおはなし

私のタスク管理

前から書く書くと言っていたタスク管理の記事を、ようやく書く気になりました(書く時間ができました)。

役立つかもしれませんし、役立たないかもしれませんが、参考にしていただけると喜びます。

はじめに

この記事は、できれば余裕があるときに参考にしてください。余裕がないときのために簡易版の管理方法を紹介します。

  1. まず誰かに頼む(後ろめたさは捨てましょう)
  2. 残ったものに優先度を振る
  3. 優先度順に片付ける

基本は「他人に任せる」or「やらない」です。何事も少しの余裕は必要。

基本概念

GTDについて

私は「GTD」という手法を参考に少しだけアレンジしています。GTDは "Getting Things Done"の略です。詳細な内容が知りたい場合は公式(英語版)公式(日本語版)を見てください。

私はこの記事を見ていてますので、詳しい内容はそちらに譲ります。

GTDでのタスク処理は、「やること」が舞い込んできた瞬間から次のような手順で行います。

GTD flow
GTDの流れ

  1. アクションを起こせるか?
    1. 起こせないなら捨てるか、「いつかやる」リストに追加
    2. 起こせるなら2へ
  2. 2分でできるか
    1. 2分でできるなら「今すぐやる
    2. 2分でできないなら3へ
  3. そのタスクを完了するには、2つ以上のことをする必要があるか?
    1. あるなら「プロジェクト」リストに追加
    2. ないなら4へ
  4. 他人に任せられないか?
    1. 任せられるなら任せて、「連絡待ち」リストに追加
    2. 任せられないなら「次にとるべき行動」リストに追加

結果として、次の4つのリストができるはずです。

  • 次にとるべき行動:まずするべきタスク
  • 連絡待ち:他人に任せて、その結果を待っているタスク
  • プロジェクト:複数の手順で構成されるタスク
  • あとでやる:気が向いたときにするタスク

運用方法

前述の4つのリストの他に、「インボックス」というリストを作って、タスクが舞い込んできたらとりあえずそこに入れます。 私は、インボックスに入れる前に2分でできるかの判断をしてしまいます。

ちょっと時間ができたときに、前述の手順に沿ってタスクをそれぞれのリストへ振り分けます。

最優先で片付けるのは「次にとるべき行動」リストです。また、「プロジェクト」に関しては、常に関連タスクのうち1つが「次にとるべき行動」リストにあるようにすると捗ります。

「あとでやる」リストは週一くらいで見直して、できそうだったら他のリストに振り分けます。

初めてやるときは、思いつく限りのタスクをインボックスに入れたほうがいいです。なんなら「机の上を掃除する」くらいでもいいのです。全部書き出してスッキリしましょう。そのあと振り分けをします。初回は1時間くらいかかりました。

私のツール

私はMicrosoftの「To-Do」というアプリ(サービス)を使っています1

todo.microsoft.com

選定理由はこんな感じ。

  • 機能が限定されていてシンプル
  • WindowsmaciPhoneAndroid等、多くのデバイスに専用アプリがある
  • Microsoft Planner(プロジェクト管理サービス)と同期できる
  • 「今日の予定」機能が地味に便利

活用方法

リスト分けはこんな感じ。「今日の予定」から「タスク」まではデフォルトであります。

f:id:funanori9292:20190822211722p:plain

「タスク」リストが、前述の「インボックス」に該当します。期限を設定したものは「今後の予定」に入ります。

「プロジェクト」に入れたタスクには、写真のようにサブタスクを設定します。

f:id:funanori9292:20190822213632p:plain

最後に

あくまで一例です。やり方やツールはレビューを見るより、自分で試行錯誤しながら合ったものを見つけるのが一番です。

今日も皆に進捗のあらんことを。


  1. Google Keepも比較検討したけど、Planner連携には勝てなかった