にわかエンジニアの雑記帳

人が生きていくためのおはなし

Windows10 April 2018 Update失敗からの復旧(2018/8/16追記)

起きたこと

5/21の23:30頃に、前日配信されていたSpring 2018 updateをインストールするために再起動した。

順調に進み、構成が98%までいったところでフリーズ。そのまま1.5時間変化なし。

そのあと例のQRコード付きエラーメッセージ、つまりブルースクリーンが出て自動的に再起動。速すぎてエラーコードは読めなかった。再起動後は指紋認証ができず、また正しいパスワードも数回跳ね返されたもののなんとかログインに成功。

で、出てきた画面がこれ。

どうやらセーフモードで起動したらしい。表示はないけど。

でここからが厄介だった。 まずスタートメニューは使えない。検索も、タスクビューも使えない。スタートメニューの右クリックもできない。ネットワークも使えない。オーディオ出力も使えない。

「ファイル名を指定して実行」からはexplorer.exeを起動できない。ところがcmd.exeは起動できた。救われた。

復旧に向けて

まずデータがどうなっているかを確認。ユーザーフォルダは全データがちゃんと残っていた。ほっと胸を撫で下ろす。

次にバックアップを考える。外付けHDDがあったのを思い出し、とりあえずコピーする。ただ数が多いのでどうすればいいか調べると、robocopyなるコマンドがあるらしい。例えば、

robocopy C:¥Users¥hoge¥Documents D:¥fuga¥Documents /mir /zb /z /r:1 /w:1

とすれば、Documentsフォルダ内を再帰的にバックアップできる。中断しても再開が効く。

これでいくつかのフォルダをコピーした。この時はこれで寝た。

(以下追記) 私はこのあと「PCを初期状態にする」で初期化し、ユーザーファイル以外のインストール済ソフトウェアを失ったが、事の顛末を記事にしようと思ったときに、Microsoftのコミュニティで議論がなされていたのを発見してしまった.

それによると、アンチウイルスソフトが悪さをしているらしい. 案の定、アップデート失敗の数日後に大学から、配布しているアンチウイルスソフトWindows 10 1803に対応していないとの発表があった.遅いよ

結論:アップデートの前には互換性を確認しましょう.